06/10/2025
太め目地、好きです。
石の厚みが見えることでひとつひとつの石が浮き出てはっきりする。また見た目の重さが出るので安定感を感じる。
敷石の場合は特に。
張り石であれば目地の幅が狭くきれいにくっ付いているのも好きだし、目地というのは面白いものだと思う。
【目地が好き。】
たまに目地の幅が狭いことが技術の高さを表しているのかと聞かれることがあるがそうではない。
あくまで素材を活かすための技術であるから材料、表現の仕方で使い分けるべきだ。
昨今では道具の進化や加工・施工のし易い材料、精度または費用等が理由で機械的で無機質に感じられるものが増えている。
端的に言えば人の手でつくった感が感じづらい。
理由のひとつに目地がないというのがあると思っているが、
ブロック積みにしても住宅の壁にしても今は目地は少なくなっている。それは単に手間がかかるからであろうし、機能性や作業効率を求めた結果で、今の時代に合っている方法なのだと思う。
そんな中で自分は技術者・表現者であるから、費用を考えれば土間コン仕上げのところをこういった仕事をさせていただけるのは本当に有り難いことです。
職人にとって技術は一番大切なものだが、技術の高さを見せつけるような仕事はしたくはない。(それが優先順位ではない)
そういうものを感じさせずにお施主様やそこを利用する人が心地良さを感じる、または面白さや愛らしさを感じられるようにつくり、そこに技術は隠されているというくらいのさり気なさで技術を使っていきたいと思っている。
※目地狭めの意匠も得意としております⤴︎
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