20/08/2026
企画展「トオ アマリ フタツ」
8月22日(土)より、51% Storeにて企画展「トオ アマリ フタツ」が始まります。
「十二(トオ アマリ フタツ)」は、東京・千束でアンティーク家具やデザイナーズヴィンテージ、現代作家の作品まで、時代やジャンルを横断しながら蒐集・提案するギャラリー es quart のオーナー・鈴木貞則と、金工家・笹ヶ瀬皐によるプロジェクトです。
長年、数多くの古物を見続けてきた鈴木さん。
古いものだからどんなものでも美しいのではなく、長い時間を経ても人を惹きつけるものには、まず、時代を超えて美しいと感じられるプロポーションやデザインがあります。
そこに、その時代だからこそ実現できた素材の使い方や、手間を惜しまない仕上げ、手仕事ならではの痕跡、そして年月を重ねることで深まる表情が重なっている。
「十二」は、そうした古物から学んだ本質を、今のものづくりへと置き換える試みです。今回発表されるのは、椅子、スツール、テーブル、ペンダント照明、ミラー。
たとえば椅子のもとになったのは、明治・大正の頃、西洋から入ってきた椅子を、日本人が削ぎ落としてつくった古い椅子だといいます。
その形をただ復刻するのではなく、素材やつくりをあらためて考え、これから長く使っていける一脚としてつくられています。
私たちは普段、住宅をつくり、そこに置く家具や照明を選んでいます。
新しい家であっても、新しいものだけで揃える必要はないと思っています。古い家具が入り、使い込んだものがあり、そこへまた新しいものが加わっていく。
そうやって時間の異なるものが少しずつ混ざりながら、その人の暮らしになっていく。
今回の「十二」の家具や照明も、いつか古物と呼ばれるくらい、長く暮らしの中に残っていくものづくりです。
会場では「十二」の新作とともに、es quartが蒐集してきたヴィンテージ家具や古道具も展示・販売いたします。
また初日の8月22日(土)17:00からは、「十二」のペンダント照明のデザインを担当した猿山修さんを富山にお迎えし、鈴木貞則さん、笹ヶ瀬皐さんとともにトークイベントを開催します。
猿山さんは、1996年から2019年まで東京・元麻布で古陶磁やテーブルウェアを扱う「さる山」を営み、現在はデザイナーとして、東屋をはじめさまざまなプロダクトのデザインに携わっています。 Osamu Saruyama 猿山修
長年古物に触れてきた鈴木さんと猿山さん、そして金工家として実際の製作にも向き合う笹ヶ瀬さん。
古いものの何に惹かれ、そこから何を読み取り、今のものづくりへどうつなげるのか。
家具や古道具が好きな方はもちろん、建築やものづくりに興味のある方にも、ぜひ聞いていただきたいお話です。
Exhibition|トオ アマリ フタツ
2026.8.22 sat. — 9.6 sun.
11:00–19:00
51% Store
Talk Event
8.22 sat. 17:00–
猿山 修 × 鈴木貞則 × 笹ヶ瀬 皐
参加無料・予約制
詳細・ご予約は 51% Store より。