17/07/2026
Grand Open
2026年7月18日(土曜)+Modify モデルハウスがグランドオープンを迎えます。 リフォームでも、リノベーションでもない第三の選択肢。ひとつ前の投稿でも長文となる概要を述べておりますが、今回の投稿も読み切りお願いします。
【見どころ】
現代の新築住宅が持たない温かみやデザイン性、洒脱な遊び心などが節々に感じられるような仕上げとしています。33年前にアーリーアメリカンを基調として建てられた家だが、我々自体もさらにその設計思想は先鋭化したようにも見える。過去に創られた価値が、こうして次世代に継がれていくリファイン住宅を体験していただきたい。
主宰/設計担当 弦巻より
―― ドナーハウスのどこを残しましたか?
弦巻
「基本的な躯体、基礎は前のままです。外構の塀ももともとあったものですね。細かい点で言えば、階段の手すりや入口のドアなどはそのまま残してリペイントしました。このあたりは現代の新築住宅ではなかなか表現されにくいデザインです」
―― まるで新築に見えますね。
弦巻
「これでも壊した壁は4カ所だけ、付け足した壁も4カ所だけです。それでも体感としては、劇的に空間が変わったように思えますね。構造体をいじっていないので、これでコスト的には新築費の6割程度で収まっています」
―― 古いものを新しく直した、作り替えたものと違い、当時のデザインと現代の発想が融合することで新たな価値になっていますね。そのうえ機能的には最先端です
弦巻
「私たちはこれを『時間のデザイン化』と呼んでいます。当時の傷、使用感、当時の時代背景などですね。服飾や自動車の世界ではすでにストックの差別化がありますね。戦時中のジーンズや過去の名車などが高値で流通するようなビンテージ化がありますが、住宅の世界ではこの発想がまだありません。+Modifyを通してこれを創り出していけたらと思います。
人口減少や空き家の増加、建築費の高騰を背景に、日本の住宅市場は「建てて増やす市場」から「既存住宅を選別し、性能を高めながら循環させる市場」へと移行しつつあります。そうした中で「名作を現代へ継承する」という+Modifyの思想は、今後さらに波及させる必要性を感じています。
この発想は、日本ではまだ新しい。しかし海外に目を向けると、とりわけ欧州では決して珍しい考え方ではありません。
日本では長らく「家は新しく建てるもの」という価値観が主流でした。住宅は築年数とともに価値が下がる資産と見なされ、新築を取得すること自体が一つのステータスでもあるように。一方、欧州では住宅を世代を超えて住み継ぐという文化が根付いています。建物そのものが持つ設計思想や街並みとの調和、歴史的価値を尊重しながら、必要な部分だけを修繕・改修し、性能を現代水準へと高めて使い続けることが一般的である。
もちろん、日本と欧州では住宅市場や法制度、建築文化が異なるため単純な比較はできません。しかし、「壊して建て替える」のではなく、「価値ある住宅を見極め、磨き上げて次世代へ引き継ぐ」という考え方は、日本でも徐々に現実味を帯び始めているのではないでしょうか。
弦巻
+Modifyが提案するのは、単なるリフォームでもリノベーションでもない。「建物が本来持っている価値を継承する」という、住宅思想です。
ドナーハウスの候補になり得るかつての名作規格住宅は、まだ国内に500万戸以上のストックがあります。
「これはドナーハウスを建てた大手ハウスメーカーやパワービルダーにとっても好影響だと考えます。自分たちが建てた規格住宅が数十年の時を経て現代にアップデートされることは、住宅そのものの価値が高いという裏付けですから、新築生産にもフィードバックされ、メーカーやビルダーの信用も上がるでしょう。今回はアサヒアレックスが建てた住宅なので『アサヒアレックス×ReeL』となっていますが、ここは様々なコラボが成立する。各社のアーカイブ掘り起しにもつながります」
7月18日から20日まで、予約フリーで新潟市中央区信濃町でモデルハウスが一般公開されます。新築でもリノベーションでもない「第三の選択肢」を実際に体感できる機会ですのでぜひ、お気軽にお越しくださいませ。
※20日以降は完全予約制となります。詳しくは、弊社ホームページまたは、アサヒアレックスのホームページをご確認ください。
会場住所 新潟市中央区信濃町18-12
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