30/06/2026
六月三十日、火曜日。よく晴れた空の下、甲斐國住吉神社で執り行われた夏越の大祓に参加させていただきました。
楼門の前に立てられた、茅草で編まれた大きな輪。これが「茅の輪」です。正月から六月までの半年間、知らず知らずのうちにたまった罪穢を祓い、疾病を避けて夏を無事に越すために、古くから続いてきた神事だと教わりました。
白い装束の神職に続き、参列した人たちがひとりずつ輪をくぐっていきます。境内には「甲府遺産認定」を祝う横断幕も掲げられ、地元に根づいた神社なのだと、列に並びながら感じました。
くぐらせてもらいながら、ふと私たちの仕事のことを思いました。屋上の防水も、半年に一度、たまった汚れや小さな傷みに気づいて手を入れておくことで、何ごともなく季節を越していけます。当たり前に夏を越せること自体が、本当はありがたいことなのだと、輪の前で改めて感じた次第です。
甲府盆地が一年でいちばん蒸し暑くなる、これからの季節。屋上は四十度を超える日も出てきます。
創業から七十七年、この街で仕事をさせていただけているのも、こうした節目に立ち止まり、手を合わせてきたことの積み重ねなのかもしれません。
身を清めて、また現場へ向かいます。
#山梨 #甲府 #甲斐國住吉神社